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- CATEGORYソルトルアーの話
秋晴れの下で煌めく太刀
目を閉じて、一人佇む。
何の音も聞こえない。
いや、耳を澄ませてみろ。
何か聞こえないか?
んん!?
法螺貝の合図高らかに・・・
地を駆ける無数の蹄の音と乾いた鉄砲の音・・・
そこには鮮やかに朱く染め抜かれた六文銭を印した旗が見える・・・
真田か!?
心を昂ぶらせ、神経を集中させると、そこには遥か400年前の光景を見ることができる。
更に目をこらせばキラリ、キラリと妖しく舞う夥しい数の太刀が見える・・・
そう、太刀が見える・・・
どれぐらいの間そうしていただろう。
気が付けば、刃を撃つ音が、波の音に変わっていた。
そこには、400年の年を経た平和な海が広がっていた。
という、何とも詩的で史的な出だしで皆のド肝を抜いてみた。
「結局タチウオ釣りの話やろ!?」
そのとおり。
という訳で、久しぶりにチームGACHIのAN会長と釣りに出掛けた。
お邪魔したのは、チーム顧問のAカラーさんとこ
タチウオと言えば、大阪湾の人気ターゲットだが、ショア、オフショアを問わず、今シーズンの釣果は、どちらかといえば低調のままで推移していた。
しかし、昨日から喰いが上向き
潮も申し分が無いと言うので、今日はタチウオ一本勝負
一日中スローピッチでタチウオジギングをやり切りたい。
まだ薄暗い時間にマリーナを出発
目指すポイントには、好調を裏付けるようにタチウオ狙いの遊漁船が集まっている。
水深は、深く100メートルから120メートル
巻きなのか、それともフォールで喰うのか
そのパターンを探すのも楽しみのひとつ
早速ゆっくりとリフトするティップが引き込まれた。
上がってきたのは、F3のタチウオ
ここから連発するが、いかんせんサイズが小さい
ヒットジグは、b社のWoof160グラム
しかし、活性は異常に高く、落とせばヒット、落とせばまたヒット
そして、Woof殉職
続いて投入したのは、同じくb社のBEELINE SKIM180グラム
これもよくアタったが、あえなく殉職
よくアタるがイマイチサイズが伸びず、2本釣って1本リリースのペースが続く。
何度か流すラインを変えるが、相変わらずよくアタってくる。
時合いというか、群れに当たればバタバタと喰ってくるという感じ。
そして、やや深めのポイントに差し掛かったとき、それまで賑やかに喋っていたANが無言でフンフン巻いている。
ロッドの曲がりと、その表情から今までのサイズでないことは明白
F5のドラゴン!
Aカラーさんのロッドも綺麗に曲がっている。
こちらはF7のスーパードラゴン
もちろんわしにもF5のドラゴン
その後、この流しでF4のなんちゃってドラゴンからF7のスーパードラゴンまでをそれぞれ追加
ラインを変えて流し直すと、今度はこんなことに
巻いてる途中で急に重くなったので何かと思ったら、恐らくスーパードラゴンによる共食い
要するに、タチウオのタチパターンというやつである。
しかも、3連続で掛かった小型に大型が噛んで、半分だけ上がってくるという状態が続いた。
これは・・・
とんでもないサイズが居る。
そして、遂にそいつがわしのジグに喰いついた。
今までには無い引き
恐ろしいまでのトルク
しかし、残念なことにワイヤーを引きちぎって逃げて行った。
そのサイズは、わしの過去の経験と実績から少なく見積もってもF8~F9は下らないサイズであった。
残念である。
そして、再び目を閉じてみた。
さわさわという凪いだ波音の奥から、キン、キーンと太刀が触れ合う音を聞いたような気がした。
3人のキープ分
わしの釣果は、36本(半数以上リリース)だった。
ちなみにこのおっさん達の年齢の合計は、軽く150歳を超えていた。
おしまい・・・
先日、職場の部下に招かれて結婚式と披露宴に出席してきた。
そういえば、結婚式に出席するなぞ久しぶりのことである。
確か以前は新郎に自分を重ねていたと思う。
しかし、気が付けば式で新婦ををエスコートし
手紙と花束贈呈で感極まって涙する新婦の父親の姿に自身を重ねていた。
やや眩しげな眼差しで娘である新婦を見る父親の姿は、とても輝いて見えた。
そして、わしも少しジンときた(^^;
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何の音も聞こえない。
いや、耳を澄ませてみろ。
何か聞こえないか?
んん!?
法螺貝の合図高らかに・・・
地を駆ける無数の蹄の音と乾いた鉄砲の音・・・
そこには鮮やかに朱く染め抜かれた六文銭を印した旗が見える・・・
真田か!?
心を昂ぶらせ、神経を集中させると、そこには遥か400年前の光景を見ることができる。
更に目をこらせばキラリ、キラリと妖しく舞う夥しい数の太刀が見える・・・
そう、太刀が見える・・・
どれぐらいの間そうしていただろう。
気が付けば、刃を撃つ音が、波の音に変わっていた。
そこには、400年の年を経た平和な海が広がっていた。
という、何とも詩的で史的な出だしで皆のド肝を抜いてみた。
「結局タチウオ釣りの話やろ!?」
そのとおり。
という訳で、久しぶりにチームGACHIのAN会長と釣りに出掛けた。
お邪魔したのは、チーム顧問のAカラーさんとこ
タチウオと言えば、大阪湾の人気ターゲットだが、ショア、オフショアを問わず、今シーズンの釣果は、どちらかといえば低調のままで推移していた。
しかし、昨日から喰いが上向き
潮も申し分が無いと言うので、今日はタチウオ一本勝負
一日中スローピッチでタチウオジギングをやり切りたい。
まだ薄暗い時間にマリーナを出発
目指すポイントには、好調を裏付けるようにタチウオ狙いの遊漁船が集まっている。
水深は、深く100メートルから120メートル
巻きなのか、それともフォールで喰うのか
そのパターンを探すのも楽しみのひとつ
早速ゆっくりとリフトするティップが引き込まれた。
上がってきたのは、F3のタチウオ
ここから連発するが、いかんせんサイズが小さい
ヒットジグは、b社のWoof160グラム
しかし、活性は異常に高く、落とせばヒット、落とせばまたヒット
そして、Woof殉職
続いて投入したのは、同じくb社のBEELINE SKIM180グラム
これもよくアタったが、あえなく殉職
よくアタるがイマイチサイズが伸びず、2本釣って1本リリースのペースが続く。
何度か流すラインを変えるが、相変わらずよくアタってくる。
時合いというか、群れに当たればバタバタと喰ってくるという感じ。
そして、やや深めのポイントに差し掛かったとき、それまで賑やかに喋っていたANが無言でフンフン巻いている。
ロッドの曲がりと、その表情から今までのサイズでないことは明白
F5のドラゴン!
Aカラーさんのロッドも綺麗に曲がっている。
こちらはF7のスーパードラゴン
もちろんわしにもF5のドラゴン
その後、この流しでF4のなんちゃってドラゴンからF7のスーパードラゴンまでをそれぞれ追加
ラインを変えて流し直すと、今度はこんなことに
巻いてる途中で急に重くなったので何かと思ったら、恐らくスーパードラゴンによる共食い
要するに、タチウオのタチパターンというやつである。
しかも、3連続で掛かった小型に大型が噛んで、半分だけ上がってくるという状態が続いた。
これは・・・
とんでもないサイズが居る。
そして、遂にそいつがわしのジグに喰いついた。
今までには無い引き
恐ろしいまでのトルク
しかし、残念なことにワイヤーを引きちぎって逃げて行った。
そのサイズは、わしの過去の経験と実績から少なく見積もってもF8~F9は下らないサイズであった。
残念である。
そして、再び目を閉じてみた。
さわさわという凪いだ波音の奥から、キン、キーンと太刀が触れ合う音を聞いたような気がした。
3人のキープ分
わしの釣果は、36本(半数以上リリース)だった。
ちなみにこのおっさん達の年齢の合計は、軽く150歳を超えていた。
おしまい・・・
先日、職場の部下に招かれて結婚式と披露宴に出席してきた。
そういえば、結婚式に出席するなぞ久しぶりのことである。
確か以前は新郎に自分を重ねていたと思う。
しかし、気が付けば式で新婦ををエスコートし
手紙と花束贈呈で感極まって涙する新婦の父親の姿に自身を重ねていた。
やや眩しげな眼差しで娘である新婦を見る父親の姿は、とても輝いて見えた。
そして、わしも少しジンときた(^^;
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