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- CATEGORYソルトルアーの話
出雲大社沖 新年のあいさつ代わり!?
年末年始を休み無しで過ごし、やっとブログを更新することができた。
だから、今さらながら、新年のご挨拶となる。
そんなわけで、今年もがき汁を垂れ流して頑張るので、がきとGACHIをよろしくお願いしたい。
さて新春初となる釣行先ととその結果については、既にGACHIや船のブログで紹介されているのでご存知の方も多いと思う。
わしは、ブログを書くに当たり、ストーリーの展開に重点を置いている。
だから、釣行中の釣果や出来事に応じて刻々とストーリーを変えていかなければならない。
この日も何通りかのストーリーを用意したが、今回はいろいろな事実が先に出ているので、ネタがバラされたマジックをせっせと演じるようなことになるが、結果に至るプロセスを大切に、事実を忠実に、かつ、客観的にお伝えしたい。
今回お邪魔したのは、島根県出雲市から出船するFree Styleさん
この船は、もともと別の船宿に居たこうすけが昨年に独立したもの
攻める海域は、出雲大社沖
こうすけ船長は、今までわしらに野性的な勘と豊富な経験により多くの魚を釣らせてくれた。
名船長と豊かな海
初釣りのステージとして不足は無い。
この日のメンバーは、チームGACHIのAN会長におっちゃん
天候は晴れ
風はそよ風
日本海で、今日で出なきゃいつ出るの?という感じである。
後は、ささっと寒鰤を釣るだけである。
こうすけに最近の釣果を尋ねると、先日15キロが出たという。
しかし前日はヤズ(ハマチ)のみ
ヤズやマルゴ(メジロ)なら狙えば釣れるという。
はぁ~!?
そんなもん釣りに遙々島根まで来るわかがない。
あくまで狙いは鰤、巨鰤である。
ヤズ狙いの船団を行き過ごし、到着したポイントは水深90メートル
最も信頼するタックルに、最も信頼するジグを付けて落とす。
せっせとしゃくるも、反応も無く沈黙の時間が流れる。
好天とはいっても、やはり冬の日本海
しかもボートが小さいので波に揺れて釣りにくい
ふと気付くと、AN会長の姿が見えない。
ん!?
確かさっきまで隣に居たはずなのに
ん!?
何だか変な蝋人形なら居るのだが、AN会長の姿が見当たらない
気にせずせっせとしゃくり続けるが、一向に魚の気配が感じられない。
ふと振り返ると、蝋人形はまだそこに居る。
そうしているうちに、徐々に風が強まり、波も高くなってきた。
こなれば立っているのもやっとの状態である。
ポイントを移動するたびに、四方八方と頭上からしょっぱいがき汁が飛んでくる。
相変わらず沈黙
周りの船からもいい情報は入らない。
ヤツはまだそこに居る。
その後も確実に風が強まり、いよいよ落水の危険がでてきた。
相変わらず魚のコンタクトは無い。
ヤツにも動きは見られない。
何度かポイントを移動を繰り返したとき、、遂に沈黙が破られた。
喰った!! と叫んだのはおっちゃん
全身をバネのように伸縮させる、独特のスタイルでファイトするが、その様子から巨鰤でないことは一目瞭然
上がってきたのは予想通りマルゴ
その後もおっちゃんに連発
しかし、いずれもマルゴ
聞けば、某社の某ジグに変えたら一撃で喰ったらしい。
そうこうしているうちに正午をまわり、残り時間が少なくなってきた。
すると、今まで固まって気配を殺していた蝋人形が動き出した。
見ると蝋人形も某社の某ジグをぶら下げている。
そして着底後の数しゃくり
喰った!!
これもマルゴだが、蝋人形は嬉しそう。
続けておっちゃんも喰わせ、二人で大騒ぎ
その光景を見てもなぜか羨ましくは感じなかった。
それよりむしろ、「あぁ、そういえばわしにもマルゴ釣って喜んでた時代があったなぁ」とほほえましくさえ思っていた。
しかし、船上はGG(がき頑張れ)的な空気が広がる。
大きなお世話である。
そもそもわしは、マルゴなどを釣りに島根まで来たのではない。
某社の某ジグはわしも持っている。
仮にそれを付けてマルゴが釣れたとしても、全然嬉しくない。
だからわしは、巨鰤狙いのジグを付け、黙々と巨鰤狙いのジャークを繰り返す。
「この流しで終わりにしましょう」とこうすけ船長が宣言
悔いは無い。
状況が悪い中、巨鰤、夢鰤にそう簡単に出会えるとは思っていない。
マルゴ狙いに逃げず、一切ブレずにやり切ったのはむしろ心地よい。
さぁ終わろうか・・・
と、その時
わしのロッドがグンと引っ手繰られた。
しかし軽い
これも狙いの巨鰤ではない。
相手に一切抵抗させず、グリグリ巻きで揚げてきたのはマルゴ
やれやれ
わしにとってはマルゴなど行きがけの駄賃のようなものである。
その魚がタモにおさまった瞬間、思わずわしはこう叫んでいた。
「むっちゃ嬉しい~!!」
まさにGK(がき危機一髪)である。
ザブザブの中、がき汁まみれで帰港
「がきのせいでパンツまでびちょびちょになったわ」と着替えるAN会長
(安心してください、穿いてませんよ!)
ここで、初めてあの蝋人形がAN会長だったことに気が付いた。
巨鰤を狙った釣行は、結局マルゴのみで終わった。
その後、恒例の平和そば本店さんへ
いつもどおり、世界一美味い蕎麦とカツ丼をいただく。
お疲れさま
おしまい・・・
今回は、前のりして前夜は市内のビジネスホテルに泊まった
なので、朝から快調
腸の動きも快調で、ホテルで済ませたものの、港で出船準備をしている時に再び便意をもよおした。
こうすけの船には、当然便所などというシャレオツなものは付いていない。
これはヤバいと思い、思わず口走った言葉が「やばちまり」
この言葉におっさん二人が見事に喰い付いた。
別に笑かすつもりは無かったが、そこには昭和の空気が流れていた(^^;
↓
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だから、今さらながら、新年のご挨拶となる。
そんなわけで、今年もがき汁を垂れ流して頑張るので、がきとGACHIをよろしくお願いしたい。
さて新春初となる釣行先ととその結果については、既にGACHIや船のブログで紹介されているのでご存知の方も多いと思う。
わしは、ブログを書くに当たり、ストーリーの展開に重点を置いている。
だから、釣行中の釣果や出来事に応じて刻々とストーリーを変えていかなければならない。
この日も何通りかのストーリーを用意したが、今回はいろいろな事実が先に出ているので、ネタがバラされたマジックをせっせと演じるようなことになるが、結果に至るプロセスを大切に、事実を忠実に、かつ、客観的にお伝えしたい。
今回お邪魔したのは、島根県出雲市から出船するFree Styleさん
この船は、もともと別の船宿に居たこうすけが昨年に独立したもの
攻める海域は、出雲大社沖
こうすけ船長は、今までわしらに野性的な勘と豊富な経験により多くの魚を釣らせてくれた。
名船長と豊かな海
初釣りのステージとして不足は無い。
この日のメンバーは、チームGACHIのAN会長におっちゃん
天候は晴れ
風はそよ風
日本海で、今日で出なきゃいつ出るの?という感じである。
後は、ささっと寒鰤を釣るだけである。
こうすけに最近の釣果を尋ねると、先日15キロが出たという。
しかし前日はヤズ(ハマチ)のみ
ヤズやマルゴ(メジロ)なら狙えば釣れるという。
はぁ~!?
そんなもん釣りに遙々島根まで来るわかがない。
あくまで狙いは鰤、巨鰤である。
ヤズ狙いの船団を行き過ごし、到着したポイントは水深90メートル
最も信頼するタックルに、最も信頼するジグを付けて落とす。
せっせとしゃくるも、反応も無く沈黙の時間が流れる。
好天とはいっても、やはり冬の日本海
しかもボートが小さいので波に揺れて釣りにくい
ふと気付くと、AN会長の姿が見えない。
ん!?
確かさっきまで隣に居たはずなのに
ん!?
何だか変な蝋人形なら居るのだが、AN会長の姿が見当たらない
気にせずせっせとしゃくり続けるが、一向に魚の気配が感じられない。
ふと振り返ると、蝋人形はまだそこに居る。
そうしているうちに、徐々に風が強まり、波も高くなってきた。
こなれば立っているのもやっとの状態である。
ポイントを移動するたびに、四方八方と頭上からしょっぱいがき汁が飛んでくる。
相変わらず沈黙
周りの船からもいい情報は入らない。
ヤツはまだそこに居る。
その後も確実に風が強まり、いよいよ落水の危険がでてきた。
相変わらず魚のコンタクトは無い。
ヤツにも動きは見られない。
何度かポイントを移動を繰り返したとき、、遂に沈黙が破られた。
喰った!! と叫んだのはおっちゃん
全身をバネのように伸縮させる、独特のスタイルでファイトするが、その様子から巨鰤でないことは一目瞭然
上がってきたのは予想通りマルゴ
その後もおっちゃんに連発
しかし、いずれもマルゴ
聞けば、某社の某ジグに変えたら一撃で喰ったらしい。
そうこうしているうちに正午をまわり、残り時間が少なくなってきた。
すると、今まで固まって気配を殺していた蝋人形が動き出した。
見ると蝋人形も某社の某ジグをぶら下げている。
そして着底後の数しゃくり
喰った!!
これもマルゴだが、蝋人形は嬉しそう。
続けておっちゃんも喰わせ、二人で大騒ぎ
その光景を見てもなぜか羨ましくは感じなかった。
それよりむしろ、「あぁ、そういえばわしにもマルゴ釣って喜んでた時代があったなぁ」とほほえましくさえ思っていた。
しかし、船上はGG(がき頑張れ)的な空気が広がる。
大きなお世話である。
そもそもわしは、マルゴなどを釣りに島根まで来たのではない。
某社の某ジグはわしも持っている。
仮にそれを付けてマルゴが釣れたとしても、全然嬉しくない。
だからわしは、巨鰤狙いのジグを付け、黙々と巨鰤狙いのジャークを繰り返す。
「この流しで終わりにしましょう」とこうすけ船長が宣言
悔いは無い。
状況が悪い中、巨鰤、夢鰤にそう簡単に出会えるとは思っていない。
マルゴ狙いに逃げず、一切ブレずにやり切ったのはむしろ心地よい。
さぁ終わろうか・・・
と、その時
わしのロッドがグンと引っ手繰られた。
しかし軽い
これも狙いの巨鰤ではない。
相手に一切抵抗させず、グリグリ巻きで揚げてきたのはマルゴ
やれやれ
わしにとってはマルゴなど行きがけの駄賃のようなものである。
その魚がタモにおさまった瞬間、思わずわしはこう叫んでいた。
「むっちゃ嬉しい~!!」
まさにGK(がき危機一髪)である。
ザブザブの中、がき汁まみれで帰港
「がきのせいでパンツまでびちょびちょになったわ」と着替えるAN会長
(安心してください、穿いてませんよ!)
ここで、初めてあの蝋人形がAN会長だったことに気が付いた。
巨鰤を狙った釣行は、結局マルゴのみで終わった。
その後、恒例の平和そば本店さんへ
いつもどおり、世界一美味い蕎麦とカツ丼をいただく。
お疲れさま
おしまい・・・
今回は、前のりして前夜は市内のビジネスホテルに泊まった
なので、朝から快調
腸の動きも快調で、ホテルで済ませたものの、港で出船準備をしている時に再び便意をもよおした。
こうすけの船には、当然便所などというシャレオツなものは付いていない。
これはヤバいと思い、思わず口走った言葉が「やばちまり」
この言葉におっさん二人が見事に喰い付いた。
別に笑かすつもりは無かったが、そこには昭和の空気が流れていた(^^;
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Name - jigger
Title -
気になってたんで予報関係はホボリアルタイムでフォローしていたんですがまさか荒れていたとは
全くそんな兆候すらなかった筈なんですが
年が変わっても神通力にはいささかの衰えも見えていないようですね(-_-;)
本命で無いとは言え皆さん魚をキャッチされたようで良いスタートになったのでは(^^)v