アゴナシ

2014.03.24(21:00)

さて、ギンメダイと言う魚

改めて見るも、やはり不気味な魚である。



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アゴナシとも呼ばれるそのルックスの悪さ
その評価と言えば

中深海の外道にして
不味い
身が水っぽい
小骨が多い
臭みのある個体がある
市場価値が無い
等々・・・

まさに散々なものである。




まぁ人の評価というものは、あまり信用してはいけない。
何事も自分で確かめてみなければならない。



と言うわけで、ギンメダイを捌いてみた。



鱗を落として内臓を取り
三枚におろしてみる。




ん?




んん!?



意外に身がしっかりとしている。
しかも皮の下にはも乗っている。



これはもしかして・・・



「水っぽい」とか「臭みがある」という事前情報から半身は昆布締めにしてみる。
残りは刺身で喰ってみよう。

何よりその魚の味を知るには、刺身で喰うのが一番なのである。




おろした身を引いてみると、艶々とした綺麗な刺身が出来上がった。


ギンメダイの刺身


IMG_0019_20140323204001986.jpg



恐る恐ると言いたいところだが、実は捌いているときからわしにはある確信があった。

艶やかに光る身を一切れ、箸で摘まんで山葵醤油でいただいてみる。



ふむふむ



やっぱり臭みも無く不味くない。
むっちゃ美味いというほどではないが、じんわりと旨みは感じる。


まぁ普通に合格である。





続いて昆布締め


IMG_0023_201403232040004f7.jpg



実は、これこそこの魚の味を最大限に引き出すことができる調理法だと思う。



これには、チームGACHIAN会長から丹後土産にいただいた塩ポン酢を合わせてみたい。



IMG_0016_20140323204002875.jpg




キュッと絞まった身の端に塩ポン酢に付けて、口の中に放り込んでみる。

柑橘の爽やかな酸味の中から、昆布の旨みが乗り移ったギンメダイの身がその本領を発揮した。



美味い!!



やはりそうである。

身質は上々のこの魚、そこにひと手間加え、魚が持つ本来の旨みを増幅してやればいいのである。




トゴットメバルも同じこと
この魚も決して不味くはないが、味にややパンチが欠けるのである。

だからこうしてやれば美味い



トゴットメバルの昆布締め


IMG_0027.jpg



これは、予想以上の美味さであった。





そして初めて会った魚は、ついついこうしたくなる。


ギンメダイの握り寿司



IMG_0030.jpg




美味い!!



もうひとつ感じたことは、この魚は酢飯に合うということ

その理由を問われれば、魚と対話することができるわしだからこそ分る感覚だとしか言えない。



釣れてくる魚には、高級魚として喜ばれる魚もあれば、外道として邪険に扱われる魚もある。
しかし、身に毒がある魚以外、工夫次第で美味くいただくことができるのである。

この魚はどうして喰おうか・・・
そう考えるのも、釣りの楽しみの一つではないだろうか。








おしまい・・・





よく波止などで干乾びたフグなどを見る。
憎っくき外道だとしても、海に戻さず波止上に叩きつける奴
そんな奴には釣りをする資格などないと思う。
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2014年03月

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プロフィール

がき

Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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