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慧眼~本質を見抜く目
「あそこ、2時の方向」と船長が指さす方向は、何の気配も感じない。しかし、その言葉を信じ、鳥1羽も飛んでない海面に向かってフルキャストルアーが着水し、ラインスラッグを取ってワンジャーク入れると、水面を割って魚が飛び出してくる。おそらく船長の目には、波立つ海面を通して魚の姿が映っているのだろう。少しの変化も見逃さず、少しの気配を感じ取る。プロの凄味である。ここにも、また凄い目を持つ男が居る。「がきさん...