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がき

Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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伝説の船長

伝説の船長の話をしよう。

その船長は、訳あってここに名前を書くことはできない。
また艇名を紹介するわけにもいかない。

だから、仮にここでは「A船長」と呼ぶことにする。




A船長は、年間の3分の1以上沖に出ている。
だからポイントに精通しているのはもちろん、抜群の読みとセンスで魚を当てる。

海は、同じ海が二度とないと言われるぐらいめまぐるしくその表情を変える。
天候、潮、風、方向、水温、ベイト・・・
それら上手く読み、魚を当てるのは簡単なことではない。

だから伝説の船長と呼ばれるのである。





ポイントの見切りも早い。
そして、ここぞというときは、強気でグイグイ攻める。

ときに攻めすぎて漁師に怒られることもあるが、懲りずにスタイルを変えない。

だから伝説の船長と呼ばれるのである。





そして、何より人の心を読み、その心境をズバリと当てる

だから伝説の船長と呼ばれるのである。




昨夜のこと

荒天で釣行が中止となり、半ばスネていた。
それを見透かしたようにA船長から電話

「がきちゃん、今日は残念やったなぁ」
「明日は天候も回復するから、ちょこっと晩酌のアテ釣りに行けへんか?」


それはありがたい。




そして今朝、ゴキゲンで湾岸線をブッ飛ばしたのはいうまでもない。




晴天の下、午前6時に出船

IMG_0211_2015102920003812f.jpg










この太陽は、わしのためだけに輝いているような気がする。


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もともと釣行を諦めていたので、沖に出れただけでもいい。


日の光を全身に浴びながら、思う存分カブラを巻き、ジグを落とすつもり

多くは望まない。
別に釣れなくてもいい


ほんとうに今日はそんな気分である。






反応は上々

わしはキャスティングカブラをメインに、水深や潮の流れによってバーチカルと使い分ける。



何度かアタリが出るが乗り切らず。





特に盛り上がりも見せず、時間だけが過ぎていく。




A船長は、得意の高仕掛け

こちらは、マアジにマダイと順調に魚を掛けていく。


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「がきちゃん、ルアーマンとしての拘りも分かるけど、釣れな楽しくないやろ」とA船長




うっ・・・




いやいや、別に今日は釣れなくてもいい。







「がきちゃん、たまには肩の力抜いたほうがいいで」





うっ・・・





いやいや、別に強がっているわけではない。







「がきちゃん、ここに高仕掛け置いとくからよかったら使いや」
とA船長が言い終らないうちにわしは手を差し出していた。






いやいや、釣りは釣ってナンボである。


IMG_2704.jpg









またしても心境をズバリと当てられた。

だから伝説の船長と呼ばれるのである。






やはり、この日の反応は中層に浮いているので高仕掛けに分があった。


マアジ


IMG_2697.jpg










マダイ


IMG_2703.jpg










やっぱり釣りは楽しい。






もう高仕掛けはええなぁ・・・

そう思った瞬間、エンジン音も高らかに船首を沖に向けた。



えっ!?



目指した先には、ジギング船も浮かんでいる。


「最後にちょっとジグしゃくりたいんやろ!?」



そのとおり。

何と、A船長はわしの心をお見通し

だから伝説の船長と呼ばれるのである。






その意気に応えよう。

この前は、魚は居るけどまったくジグを噛みにこなかったが、先日よりタチパターンが始まった様子





わしのシルバーのロングジグにが宿り、タチウオの新子と化したその瞬間
フンっとジグのテンションが抜ける。


食い上げである。

そこをグリグリグリっと巻きアワセを入れると、水面にティップが突き刺さる。




何とかA船長のお心遣いに応えることができた。


IMG_2708.jpg












これだけでは終わらない。

魚の活性が一気に上がり、またしてもフォールでジグが止まる。


今度はメジロのダブル


IMG_2711.jpg












タチパターンはこいつの活性まで上げてしまった。


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これにて終了

あ~楽しかった。






「ちょっと晩酌のアテを釣りに」が十分の釣果となった。


IMG_2716.jpg









人の心境を当て、そして魚も当てる。

だから伝説の船長と呼ばれるのである。





Aカラーさん、今日もお世話になりました!

あっ、つい名前言うてもうた。











おしまい・・・






マダイは間もなく「紅葉鯛」と呼ばれる季節
すでに身も締まって十分甘味を湛えていた。
マアジは腹を割ればワックス状の脂
美味くないわけがない。
メジロは・・・
少し痩せていたので多分群れが変わったのだろう。
いよいよ水温も下がり、秋の海になってきた
これからも楽しみである(^^v
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