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がき

Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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島根県沖キャスティング 極限まで戦った話

わしは、キャスティングで狙うヒラマサが大好きである。

西日本でヒラマサキャストといえば、対馬や玄界灘などが有名だが、なかなか時間が取れず行けていない。
その他では、山陰の鳥取や島根が安定して狙うことができる。


そんな中でも、わしは数年前から島根県のアルカディアさんにお世話になっている。

船長のK谷さんには、初めてお邪魔して以来、結構いい思いをさせていただいている。



一般的にキャストヒラマサは、春~初夏までが大型狙いで、秋~冬は数が狙えるという。
安定した釣果を得たいので、わしはこの時期を好んで釣行の予定を立てている。



今回のプランは、初日に思い切りキャストヒラマサでロッドを振り、
そして、温泉で疲れを癒してから松江市内の居酒屋で美味い酒と魚を楽しみ、ビジネスホテルでぐっすりと眠る。
翌日はジギングで青物と底ものを狙うというもの
ジギングでは、スローピッチで底を叩くもよし。そろそろ巨鰤の気配が出始めてきたのでこちらも楽しみ。


いずれにしても、2日間たっぷりと楽しむつもりであ  ・・・・・・・・・・・ った。





当初週間予報では、両日ともに晴天

しかし、釣行日が近づくにつれて予報からお日様マークが消え、そして徐々に降水確率が高まってきた。

まぁ少々の雨など一向に気にしない。
とにかく思い切り釣りが出来ればそれでいい。



いずれにしても、2日間たっぷりと楽しむつもりであ  ・・・・・・・・・・・ った。






そして当日を迎えた。

メンバーは、職場後輩のうっちゃんゆうぞう
両名ともキャスト、ジギングともにヒラマサを釣ったことがない。
だから、行きの車中では延々とわしがレクチャーをしてやった。
リアルで分りやすいわしの説明に、目を輝かせてふんふんと頷くその頭の中では、すでに派手な水柱が立っていたのであろう。






小雨降る中、午前7時に出船


IMG_2838.jpg




IMG_2836.jpg










ポイントは半島周りの水深5~30メートル

いずれも根が荒いので、魚に主導権を渡さぬよう一気に勝負する必要がある。
中には5、6キロも居るので、一時も気を抜くことができない。

船長の話では、最近ほとんどキャストでは出ていないので情報はまったく無いという。
でも、誰も叩いていないので、魚がスレておらず、魚が入っていれば期待はできるという。



さぁ開幕である。




右舷に並び、一斉にキャストを開始する。


「しっかりと引いてプラグを潜らせるんやで!」

「バイトとはポンと浮きあがった時に多いで!」

「ビビらずに肩が抜けるぐらい思い切り投げるんやで!」

「出てもロッドが止まるまで絶対にアワしたらあかんで!」

「出たら「出たぁ~!!」って叫ぶんやで!」




「さぁ出るでぇ~!」


「出るでぇ~! 出るでぇ~!!」






しかし、魚の反応が悪い。
バイトするも、潜ったプラグを引っ張るという感じで、派手に表に出てこない。



魚は居ると思うが、活性は低い様子

ベイトが小さいのか
上を向いていないのか



これは、予想外に厳しくなりそうである。

しかし、必ず出ると信じて投げ続けなければ魚は釣れない。



そう、ヒラマサキャスティングとはこういうもの
一日投げても1度も出ないことなどザラである。

決して心折れてはいけない。




楽しい釣り?

誰がそんなことを言った?

釣りとは、命を賭けた魚とのやり取り。
真剣にやらねばこちらがやられる。




この頃から、が一層激しくなる。
徐々にも強まってくる。



ベタ凪よりは好条件だと己を鼓舞する。


パチンコ玉のような雨粒が身体を打ち付け、容赦なく体温を奪っていく。

それでも邪念を振り払い、一心不乱に投げる。
必ず出ると信じて投げ続ける。




指先の感覚が無くなってきた。





うっ


恐らく右の三角筋の繊維がやられた。





うっ


左の腕橈骨筋とそれを繋ぐ靭帯が悲鳴を上げた。





うっ


疲労により左尺骨にもヒビが入ったのを感じる。

おそらく右肘の関節の軟骨もずれているだろう。


満身創痍で立っているのがやっとの状態






「がきさん、もう限界です!」

後輩たちが音を上げそうになる。


「いや、ここはわしが食い止めるのでお前たちは先に行け」
「わしのことは気にするな、お前たちだけでも魚を釣り上げろ!!」

「必ず釣り上げろ!!」



「がきさん、すいません!」

後輩たちは、泣きながらわしを乗り越えていく。

それでいい。
それでいい。




なぜそこまでして戦うのか。

それを聞くのか?


魚との命のやり取りをしている。
身を削ってでも戦うのが魚に対する礼儀だろう。




そうして、長く激しい戦いは終わった。

戦いが済めばノーサイド


お互いの健闘をたたえ合う。
ヒラマサとがっちりと握手を交わして再会を誓い、戦場を後にする。


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辛い戦いだったが、何故だかやり切った感がある。


だが、明日はそうはいかない。
この借りはきっちりと返させていただく。


そうして、第2幕へとその戦いの場を移すことになるのだが、その結着はすぐについた。





「明日は大荒れになるので欠航にしましょう」














おしまい・・・







「がきさんのお蔭です!」

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おおっ!

「むっちゃ嬉しいです!」

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おおっ!

おうおうおう!!


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ワシモサカナツリタイ・・・(^^;
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コメント
4602:先生、さすがです! by まさる on 2015/11/18 at 18:18:14 (コメント編集)

こんにちは
いつも楽しく拝見させていただいております。
ガキさんのネタ、マジで面白いですww
読んでいるとめちゃくちゃ引き込まれます。
それにしてもいいヒラマサですね。お連れの方にしっかりと釣らせるところはさすが先生、鑑です。。次回はガキさんにもガツッ!と強烈なバイトがあるようお祈りしております。。

4603:まさるさま by がき on 2015/11/18 at 20:02:37

いえいえいえいえいえ・・・
決してネタでは無くて、真剣なレポートなんです!
とかいっても、そう言っていただくのはとても嬉しいですね。
「あっ、更新してる!」って感じで楽しみにしていただけるのを狙っています。
コメントありがとうございます。
次回のガツッ!をご期待ください(^^
今後ともよろしくお願いいたします!!

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