わしが魅せられたアカムツの味

2016.02.22(21:17)

「がきさん、アカムツ喰いました?」

と、うっちゃんから電話で問い合わせ。


まだ喰っていない。
というのも、先日の釣行以来、夜勤やら送別会やらで喰う暇がない。
しかし、それはそれでいい熟成期間となっている。


聞けばうっちゃんは、4日間寝かせ、わしのレクチャーどおりに炙りで喰ったという。
しかし、思っていたほど、期待したほど美味くなかったのだという。


「とにかくがきさんの「美味い!!編」を楽しみにしています」ということなので、わしなりに精いっぱい料理して味わってみたい。








捌くのは、南紀勝浦産の良型アカムツ


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ウロコと内臓を落とし、この状態で冷蔵庫で熟成に入る。


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捌いてみると、あまりにも綺麗な肝が入っていたので、酒の肴に肝刺でいただいた。


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かなりしっかりした肝で、シャクっとした歯ごたえも持ってる。
しかし、カワハギや厳寒期のメバルのような芳醇なコクはなくてさっぱりとしている。
美味いか、不味いかと問われると、不味くはないけど美味くもないといったところ。










アカムツの熟成期間はいろいろな説があるが、わしは最低3日最大1週間
これは、根魚やヒラマサでも同じ


今回は、スケジュール的に6日間寝かせて喰うことになった。












そして、6日が経ち、冷蔵庫からお宝を取り出す。




捌いてみると、独特の質感とともに良質の脂の乗りが手指を通じて伝わってくる。




この魚は、極上である。



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炙ろう。



炙って、この魚の旨みを最大限に引き出してやろう。

貴重なアカムツを、徹底的に味わってやろう。








あっ

できれば皆さんは、是非よく冷えたビールか、キレのある吟醸酒なんかを手にしてご覧いただきたい。








火力を強めに調節したバーナーで、皮目を一気に炙っていく。

すると、バチバチという音を立てながら何ともいえない香りを湛えて身が縮み、その表面には黄金色の脂が浮かび上がる。





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その艶には、ある意味色っぽさすら感じてしまう。










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それを切り分けて、刺身でいただく。



勝浦産アカムツの炙り


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合わせるのは、スダチ塩













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箸で身を一切れ摘まんでスダチ塩付ける。


口の中に放り込む。

ふんっと香ばしさを感じる。

噛む。

噛む。

唾液に絡み、身がすスっと溶ける。


再び香ばしさが鼻腔を抜ける。


旨みが来る。





最後に

良質の脂を纏ったもの凄い旨みが来る。







美味い!!








決して「たとえば〇〇のような」というような表現ができない味

これは、アカムツの味

これが、アカムツの旨み




ちょっとだけ、柚子風味のカルパッチョにも


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これは、とても贅沢な味

特選の魚なので、どう調理っしても美味い。











締めは、貴重なアラで出汁ととった潮汁


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アラを水から煮込んだ出汁の表面には、玉のような脂を浮かべている。


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熱々ご飯の上にアカムツの炙りを並べて山葵をあしらう。
その上から潮汁を回し掛けたところを想像してみていただきたい。

熱い出汁で色付いて、キュッと反り返った身とともに口の中に掻き込めば、きっと、悶絶するはずである。











もっとアカムツが喰いたい。

もっといろんな料理にしてみたい。







また釣りに出かけよう。








冒頭のうっちゃんの話だが

いまいち美味くなかったという理由は分からない。




個体なのか

熟成なのか

個人の味の好みなのか

それとも、腕なのか・・・




それは、わしには分からない。



















おしまい・・・










わしは、自他とも認める猫男子
常に「早く帰って猫に癒されたい」と思っている。
少々の猫アレルギーなど気にもせず猫と戯れる。
知らなかったが、今日2月22日は「猫の日」らしい。
「にゃん、にゃん、にゃん」と、昨今の猫ブームに合わせた安易な語呂合わせかと思ったが、
何と1987年から制定されていたらしい。


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おまんら、最近えらい人気らしいにゃ~(^^;
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コメント
こんにちは。
私がたまに行く熟成寿司店で同種でも大きさやコンディションによって熟成期間が違うみたいです。
アカムツの身は上品なまで淡白だから、脂がまわらないと別物に感じるでしょうね。
アカムツ食いたい(笑)
【2016/02/23 13:48】 | てるやん #- | [edit]
そういうことなんですよね。
人間が人それぞれ個性があるように、同じ魚でも同じ喰い方をすれば同じ味というものではないんですね。
それよりてるやん、徳島あたりでアカムツ開拓しましょう!
【2016/02/23 18:48】 | がき #- | [edit]
清和丸さんですね?
去年と今年で餌2回とジギング2回が荒天で流れてます。
ジギングはもちろんやけど、餌は嬉しい高級ゲストが多いから捨てがたいですよ(笑)
機会があればぜひ(^-^)
【2016/02/23 19:04】 | てるやん #- | [edit]
いえす、いえす、いえす
徳島や高知のアカムツ、根魚などの開拓したいですね。
是非付き合ってください!
【2016/02/23 20:27】 | がき #- | [edit]
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Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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