美味いアカムツとその脇役たち

2016.03.28(11:39)

「何か美味いもんないかなぁ」と冷蔵庫を探ってみると、奥の方から何やら鈍い光が漏れてくる。

ん?

まわりを塞ぐものを順に取り除けていくと、その光が段々と強くなる。





そして、眩しいばかりの輝きに包まれて現れたのは


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6日間の熟成を終えたアカムツクロムツ



お宝の登場である。

いずれもコロっとした体型なので、その味わいが楽しみ。







アカムツは、やはり炙りでいただこう。


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バーナーで炙りを入れると、やや白味を帯びた朱色の皮がチリチリと縮み、芳香を伴って鼈甲色の脂がしみ出てくる。







和歌山産アカムツの炙り


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定番のすだち塩も美味いが、こいつは柑橘が効いた、ひろたのポン酢で喰っても美味かった。




貴重な魚なので、余すところなく味わいたい。

水を張った鍋にアカムツのアラを入れ、丁寧の灰汁を取りながらコトコトと煮込む。
すると、艶々とした玉のような脂が浮かんだ極上の出汁がとれる。








炊きたてのご飯の上に炙ったアカムツの身を並べ


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この後どうするかはご想像のとおり。




アカムツの出汁茶漬け


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熱々の出汁を回し掛けると、その熱でアカムツの身が白く反り返る。
それを、濃厚な出汁とともに、ガサガサと口の中に掻き込んでやる。








美味い!!






油断すると、白目を剝きそうになる。






300メートルの海底から届いた贈り物

ドキドキしながら釣り上げた後にも至福のときが待っている。









と、いきなりメインのアカムツ料理を紹介したことと本記事のタイトルから、賢明な皆さまは既にご察しだと思う。



そのとおり。

実は脇役たちが凄かった。







待望のアタリと引きを経て、水面に現れた姿が赤い色だと大騒ぎ


その反面、黒かったりすると何やら複雑な気持ちになる。

嬉しいのは嬉しいのだが、アカムツのように「やったー!」とはいかない。




しかし、それら脇役も美味い魚ばかり

だからここで、その味わいを紹介してみたい。







まずこいつ



その色合いからかスミヤキとも呼ばれるのは、クロシビカマス


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今まで何度か掛けたことがあるが、すべてざっくりとアシストを切られている。

見た目はややグロいが、味の良さには定評がある。


小骨が多いので、塩焼きにでもしてみようと包丁を入れて驚いた。
乳白色の身には上質の脂がたっぷり


間違いない。






クロシビカマスの塩焼き


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ホクホクの身を箸でほぐし、しっとりとした白い身を一つまみ







美味い!!






予想していたとはいえほんまに美味い

塩焼きとしては、最上レベルである。


次回からコイツをメインに狙おう(もちろんウソ)








続いてクロムツ



釣り上げたとき、つい「クロか」と言ってしまうが、こいつもとても美味い魚である。

値段を言っちゃいけないが、キロ6,000円程度の高級魚
だから、丁寧に扱いたい。



アカムツ同様に、熟成させた方が脂もまわり、旨みもでるのだが、小型はどうしても身が緩みがち

だから、小型は熟成させずに寿司にしていただいた。





クロムツの炙り棒寿司


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通常の棒寿司は、魚を酢で絞めるがこれは

その皮目をバーナーでしっかりと炙ってやる。



さっぱりとした中に旨みを湛えた、春らしい一品に仕上がった。


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イタリアンぽい料理も少し



クロムツのカルパッチョ バルサミコソース


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上手く身を切り分けれず、ちょっと盛り付けが汚くなったが、バルサミコソースの酸味と魚の旨みが見事に調和してとても美味かった。










そして6日熟成もの

あまりのコンデションの良さについ頬が緩みがちになるが、捌き進めるうちにわしの顔から笑みが消えた


そして、皮を引いて緊張感が一気に高まった。

これは凄い。


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テラテラと光る脂は、とても白身魚のものとは思えない。

まずは刺身で味わいたい。




クロムツの平造り


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迷うことなく山葵醤油をあわせる。

焦る気持ちを抑え、ゆっくりと噛みしめてみる。
すると、上質の脂が後から後から旨みを連れてくる。





美味い!!





「美味いやろ~!」と工作員に同意を求めようとしたら、白目を剝いていた。


次回からコイツをメインに狙おう(もちろんウソ)













このほかにも中深海の魚には、美味い魚が多い。

気が付けば、リールにラインを1200メートル巻いているかもしれない。















おしまい・・・








4月付けの人事異動の内示があった。
わしは幸い異動は無かったが、対象となった者はそれぞれ悲喜こもごも
後輩であり、釣友であるうっちゃんも異動の対象に。
環境が変わるが、異動はその力を請われてのもの
是非とも存分に活躍していただきたい。
わしも思う存分釣りに力を発揮したい(^^v
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がき

Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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