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がき

Author:がき
日本海、和歌山、明石・・・
関西の海を中心に活動し、ときに遠征にも出かける。
ジギングをメインにしているが、美味いお魚を釣るために、特にジャンルは問わない。チームGACHI所属

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聖地 玄界灘に挑んだそれぞれの夏(前篇)

西へ東へ、 北へ南へ
水深0メートルから300メートルへ

今年もわしは、いろいろな釣りを楽しんでいる。



しかし一方では、何かしらぽっかりと空いたを感じていた。


それが何なのか、自分では分かっている。




4月には、久しぶりに対馬釣行を計画していたのだが、急な所要のために泣く泣くキャンセル
荷物だけ対馬を往復するという事態となった。


そうして良型のヒラマサの暴力的な引きを味わうことなく春のシーズンを終えた。

そこからわしのモヤモヤが始まった。
いくらほかの釣りを楽しんでも、そのモヤモヤが消えることはなかった。





ヒラマサによるモヤモヤは、ヒラマサにしか晴らせない。



よし、夏マサを釣りに行こう!

そうして今回の、玄界灘遠征が決まった。






釣行スケジュールは、陸路で現地に入り、前泊した後に1泊2日の釣行にする。
陸路なので、交通費や運転時間を考えればメンバー4人は集めたい

そこで、比較的日程が調整しやすい職場の後輩達に声をかけたところ、一発であたま(居合斬り改め)が喰い付いてきた。

こいつは、ヒラマサを狙いに何シーズンも山陰に通うも未だ満足な釣果を見ていない。


よし、行こう!






続いて意思表示したので、静かなるファイターのゆうぞう

ゆうぞうもキャストでヒラマサを釣ってはいるが、決して満足できるサイズではない。


よし、行こう





あと一人・・・



「後輩のルーキーでアツいヤツが居るんですが」あたまから申し出

しかし、そいつはもともとショアジグアングラーで、オフショアは未経験


う~ん



よし、その「アツさ」に賭けてみよう

と、最後の一人はそのルーキー(名はタツミという)に決まった。








夜勤明けの昼に大阪を出発


そこから約650キロの道のりを西に向けて走る



走る




ひたすら走る




関門橋








壇ノ浦PAで休憩していると、船長から電話


その内容を要約すれば、

「今日はあちこちでシイラベイトのボイルがボコボコ出た」

「船の周りで3時間ほど沸きっぱなし」

「すごい数の魚がおり、中にはとんでもないサイズも混じる」



という感じ。
(で、結局何本釣れたのかを聞くのを忘れた。)


この話を皆にしたら、車中でおっさんらがボイルした。






九州上陸後もひたすら走る



運転は、だいたい2時間ごとに交代
だから意外と楽である。


19時30分ごろ、予定どおりに福岡県糸島市の宿泊するホテルに到着
翌日に備え、ホテルのバイキングで夕食を済ませ、早めに就寝






そしていよいよ玄海チャレンジの初日

出船は5時


まだ暗い港に到着すると、既にエンジンをかけてわしらを迎えてくれた。



IZANAGI船






今回お世話になるのは、芥港から出船するIZANAGIさん



IZANAGI





暗闇からヌっと現れた船長は、強面だがとても親切で、かつ、とてもアツい





さぁ、心に空いた穴を埋めに行こう



船長の話では、昨日はボイルは出たが喰わせるのは難しかったらしい

また、喰わせても魚がデカいので獲るのも難しいという



ルーキーのタツミは、恐る恐る「ボク、ヒラマサもキャスティングも初めてなんですけど」と言うと、「そら無謀や」と一刀両断

船長の強い言葉に怯むタツミに、「大丈夫、大は小を兼ねるんや」と訳の分からんアドバイスで元気付けてやる。


船長が無謀だと言うのにはもちろん理由がある。
夏のヒラマサ、いわゆる「夏マサ」は、産卵を終えて体力回復のために荒喰いし、体型の割によく引く
一般的にサイズは春だと思われているが、トップで20キロオーバーも飛び出すし、中にはとんでもないモンスターが潜んでいるという。
しかも掛かるところがドシャローなので、手慣れていないと獲るのが非常に難しい。
なので、夏マサを狙うのはエキスパートばかり



しかし、怯んではいけない。
その魚を獲るためにここまで来たのである。


攻めるポイントは、水深30メートルぐらいから流し出し、最浅部では約3メートル

平均して10メートル以下で、ノコギリの刃のような瀬の際を釣るので、ドラグは1ミリとて出せない。
リールが「チリ」っと鳴れば即退場のガチンコ勝負




ヒラマサが喰うベイトもデカいので、22センチのプラグを付け、まずは腕慣らしと何度かキャスト


久しぶりながら、プラグも水を噛んで気持ちよく泳ぐ




水中にダイビングし、ポンと浮き上がった瞬間にバコンと水柱

いきなり出た。
しかもデカい


魚に先手を取られないようにロッドを立てて止め、一気に間合いを詰める。


船べりでものすごい引きの抵抗を見せて上がってきたのは良型の7キロクラス



がき1









正直言って、その引きの強さに驚いた。

しかしこれでは「小さい」らしい・・・




その後、何度か出るも乗らず


潮が止まってきたので、大きくポイントを移動



そこは、潮波も立って雰囲気抜群

何度か流したとき、目の前30メートル付近でいきなりボイル


水面をシイラの群れが逃げ回り、その後ろから背ビレを出して明らかにデカいサイズのヒラマサが追いかけ回している。


圧巻である。



全員一斉にキャスト

出た!  乗らん

出た!  乗らん


また出た!  よし乗った!!


みな順調に掛けていくも、平均5キロサイズ



あたまヒラ






「まだまだデカいの居てるで~」と船長が檄


投げろ、投げろ、投げろ!!






ボコっ!



がき2









ボイルに届かんでも投げな釣れんから投げ続けろ!!



バコっ!



がき3








ガボっ!



がき4









みよしでは、あたまが何やらふんふんとビッグファイト



あたまファイト







何度もロッドをのされるも、船長にフォローしてもらいながら何とかランディング

ネットに収まったのは




でかい!



あたま13キロ








メモリアルとなる堂々の13.8キロ


ヒラマサキャスティングで10キロオーバーはひとつの
釣り上げることができれば、それは一生もんである。






わしのプラグにもにもボコンとでっかい水柱

それほどデカくないかと思いながらロッドエンドを腹に当て、体制をとろうとしたら、いきなり強烈な突っ込みをみせた。

一向に止まらぬ引きに、わしは腰を浮かされ、完全に魚に主導権を握られてしまった。
船は風に押されてどんどん流れ、ラインの角度が悪くなる。

マズイっと思った瞬間、パーンと乾いた音を残してPE8号がブレイク
ラインが一瞬船べりを擦ったためである。


これが、夏マサの引き

これが玄海の海に住むモンスターの引き


正直恐怖すら覚えるようなやり取りに、「何やねん」としばらく半笑いを浮かべながら呆然とする。
しかし、これが味わいたくてここまで来たのだから、ここで怯んではいられない。




ふと気が付くと、未だゆうぞうがノーフィッシュ

何度も何度も出てくるのだが、なかなか乗らずに苦戦している。




「頑張って釣れよ~」っと檄を飛ばしたら、ドカンと出た。

ガンガン引くヤツを何とか耐えて


これまたデカい11キロ



ゆうぞう11キロ









「わしも10キロオーバー釣りたい」

と、船のすぐ近くでボイル


ペンペンシイラが、バラバラっと空中に弾き飛ばされて、その後からボコ、ボコッとヒラマサの魚体が水面を割る




すかさずプラグを放り込んで、ぐいっとワンジャーク入れたところでドカン



がきファイト










「ああ、これは小さいわ」とか言いながら、一応これも10.2キロ



がき10キロ









先の引きが強烈だったので、これは若干余裕を感じた。






これで10キロオーバーを釣っていないのは、タツミだけとなった。

何度か出るも乗せきれなかったり、乗ってもバラしたりで結局4キロクラス1本だけ



タツミ小ヒラ











経験値の差なのかもしれないが、ミスをする度にいろいろと学び、ミスをする度にスキルが上がっている様子

そんなタツミが良型を手にするのは、それほど時間が掛からないかもしれない。






その後は小型(といっても4キロクラス)がポロポロ釣れるも、船に積載のクーラーが既に満タンなのですべてリリース



リリース











こうして初日は終了した。





その夜は、ホテル近くの居酒屋で、冷たいビールを飲みながら反省会



うらし









「あ~ボクも10キロオーバー釣りたい」とタツミ
「あほ、100年早いわい」とわし

その横で、メモリアルフィッシュを手にした2人は満足そうな表情で余韻に浸る。



あ~ 楽しかった。













つづく・・・






まずは玄海の夏マサ釣行1日目を紹介した。
悔しいバラしもあったが、聖地の聖地たる所以を垣間見ることができた。
さて2日目はどんなドラマが待っているのだろうか。
更なるビッグワンは現れるのか
タツミは初挑戦で10キロの壁を破ることができるのだろうか
そもそもそんなうまい話などあるのだろうか
乞うご期待(^^v
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