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美味いお魚を求めて! がきの釣り日記

魚が好き! 美味い魚が喰いたい。 それならば、自分で釣って、自分で捌いて思う存分喰らう! ここは、日夜美味い魚を求めてさまよう者の日記である。 そして、たまに脱線する。

目に青葉 山ほととぎす 初鰹 

「大将、あの子は誰だい?」



先日、「がきちゃん亭」の暖簾をくぐってカウンターに着いたとき、厨房の奥に見慣れぬ少年を見つけた。

聞けば、3日前から中学校の職場体験で来ているらしい。
昨日で終わりのところ、今日は特に魚好きのお客さんが来るのを伝えると、是非もう一日手伝いたいと言うのだという。

「なかなか筋のいい子で、将来は板前になって自分の店を持つのが夢らしいよ」と大将に紹介されると、こちらににかんだようなまなざしを向けて頭を下げた。


うん、確かに芯の強そうな子だな





「今日は紀州からいい鰹が入ったんだ」と大将が自慢げに言う。


「目には青葉 山ほととぎす 初鰹だぜ」

この大将の魚に対するこだわりは凄く、良い魚が入ったときは特に機嫌がいい。


「江戸っ子は初夏に初鰹を喰うのが粋なんだ」と言いながら厨房の奥に目くばせする。




「まずは、獲った日限定の口当たりを楽しんでみな」という言葉を合図に、先ほどの子が奥から皿を運んできた。



鰹の刺身



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(白く見えるのは皮下脂肪)













一切れつまみ、ニンニク醤油を付けて口の中へ

鰹独特のしっとりとした歯ごたえを想像したが、見事に裏切られた
噛む歯を押し返す弾力とともに、もっちもちの食感


「ん!」と唸って大将の顔を見上げたら、この上ないドヤ顔で「これがモチ鰹だぜ」という。

確かにモチである。


こんな鰹は喰ったことがない。





美味い!!









思わず大きな声を出してしまった。






「もう一つ、モチの食感を生かした料理があるぜ」言いながら再び奥に目くばせ

待ってましたとばかりに、先ほどの子が奥から皿を運んで来る。





鰹の生肝風刺身



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ほほ~っ、なるほどそう来たかと思いながら、一切れ喰ってまた唸った。
モチ鰹が今度はごま油と絡みつき、一段とその風味を増している。


これにはやられた・・・・









合せる酒は、純米大吟醸 加賀鳶のにごり



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「次は、鰹料理の王道だぜ」


鰹のタタキ



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これこれこれ

鰹料理といえばやっぱりこれ


「ネギ大葉 山ほど盛って 初鰹」と上機嫌でシャレを言う大将を無視し、ひたすら口に運ぶ。



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ここらで味変と出されたのは洋風調理


鰹のガーリックステーキ



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鰹の身は、火を通せパサっとするが、これは絶妙の焼き加減
そこにニンニクバター醤油のソースが絡んで絶品である。





美味い!!










「さぁ、これで〆めようか」とニヤリ


手こね寿司



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実は、もともと大将とはサーフィン仲間

昔はよく一緒に伊勢の国府の浜に通った。
そして、鵜方駅前の寿司屋でこれを喰うのも楽しみだった。


「今やサーフボードが釣竿だなぁ」と顔を見合わせて大笑い

そんなやりとりを見ながら、先ほどの子も厨房の奥で笑みを湛えている。






それはそうと、さっきから大将は一度も包丁を握っていない

「この料理、いったい誰が」と尋ねると・・・






「だから、筋がいいって言ったじゃないか」


















おしまい・・・





いよいよ10連休も終わり。
去年まではGWなぞ関係なかったが、今年はしっかり楽しんだ。
連休明けは、「5月病」と言われるように、新入社員や新たに環境が変わった者に最初の疲れが見え始める時期でもある。
無理をせず、徐々に慣らせていけばいい。
それはそうと、何時に起きて何時の電車に乗ればよかったんだっけ(^^;
   ↓

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